PROGRAM プログラム

はじめて学ぶ地域医療(グループ発表:群馬大学)

令和8年度「はじめて学ぶ地域医療」のグループ発表の様子です。今年度は、129名の履修学生が15のグループに分かれて、担当となった群馬県の市町村について地域診断を行い、その成果を2回に分けて発表しました担当するグループに分かれてグループワークを行い、その成果を2日間にわたって発表しました。医学科以外にも保健学科、共同教育学部、理工学部、情報学部のさまざまな学生が意見を出し合い、各グループともスライド資料や発表内容に地域の魅力を盛り込んでいました。新たな課題や解決策に対して、質疑応答では鋭い質問が出され、相互の知識がより深まりました。

また、埼玉医科大学の医学生から、埼玉県の7つの地域についての発表があり、両大学の学生での活発な質疑応答がなされました。

発表内容について、学生のコメント(抜粋)


嬬恋村 
・農業コースを設立して将来の世代につなげることは地域活性につながると思った。
・地域の経済やコミュニティ、行政サービス維持のために村独自の魅力を発信する事が必要だと思う。
・次世代育成のためにハイテク農業を学べるコースを高校に新設する案は画期的だと思った。
・副業としての農業の土地利用も考えられると思った。
・「別荘地としてのアピール」を提案していて独自性のある班だと思った。
沼田市 
・人口流出は群馬県最多で、かつ高齢人口が増加している為教育に力を入れることが重要だと思った。
・沼田市の魅力を発信する事に学生などの若者が地域を知って関わるということがなるほどと思った。
・低賃金への解決策として、農産物をブランド化し、商品価値を高めるという事になるほどと思った。
・河岸段丘があることは知っていたがそれが防災につながっているというのは意外だった。
明和町 
・0次予防を行い病気になりにくい体を作ることがなるほどと思った。
・人口が少ない特徴を活かしてコンパクトシティを形成する事で資源の効率化が進むのではと思った。
・過去初の公害が発生した町だが、現在は水質も良く果実の生産が盛ん。災害対策も充実している。
・婚姻率が高いことと、地方交付税が不交付で財政力があることも意外に思った。


埼玉県の発表について 

・秩父市の出生率や高齢化率に目を向けると人口減少が目に余り悲観的になるかもしれないが、代わりに人々の繋がりや支え合いがある地域は昨今減ってきている為少し羨ましくも感じた。
・私は秩父市出身であるが、医療資源が常に不足にもかかわらず面積が広い為山中の高齢者などに医療を届けることは困難を極める。当事者としてこれからも地域格差の是正について考え続けていきたい。
・どの市でも死亡原因として自殺率の割合が高く、住民との繋がりの外にもれでた人の居場所が無かったり、労働環境での支援不足等が大きく影響しているのではないかと考えた。
・コンパクトシティ化、「私の療養手帳」は群馬県にも取り入れる事で高齢化対策になりそうだと思いました。
・私は地域の地誌が好きで、その土地柄がどのようにつながっているのかを考えながら発表を聞くことができ、有意義な時間となった。
・すべての発表を通して、どの地域でも少子高齢化が課題となっているが、昼夜間人口差が大きかったり、流出が多かったり、病院が少なかったりと原因が様々であるのだと考えた。

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